桜ギャラリー 笠置の染井吉野としだれ桜 

現在、笠置の桜は満開。
4月12日木曜日、撮影の練習を兼ねて、JR笠置駅付近の桜を記録しました。
約200枚の中から11枚を厳選して、撮影時間順に笠置の桜をご紹介します。
バーチャルなお花見をどうぞお楽しみください。
20120412PICT0032.jpg
12時50分、白砂川に架かる大手橋付近に咲くソメイヨシノ。
以下3枚も同時刻・場所です。
20120412PICT0046.jpg
20120412PICT0053.jpg
20120412PICT0055.jpg
20120412PICT0066.jpg
この写真から夕方のカット。帰宅途中に撮影しました。
20120412PICT0077.jpg
プラス2段露出補正して、桜の白を強調。
20120412PICT0084.jpg
20120412PICT0093.jpg
キャンプ場入り口の公園に咲くしだれ桜。今は7分ほどの開花です。
淡い色合いと、やわらかい雰囲気の花びらがきれいでした。
20120412PICT0104.jpg
20120412PICT0129.jpg
宵のしだれ桜。
20120412PICT0165.jpg
19時の染井吉野。
露出は3段プラス補正。絞り開放でシャッタースピードは30分の1秒くらい(ISO400)。
手持ち撮影の限界でした。
(撮影機材 ボディ:コニカミノルタα-7デジタル レンズ:ミノルタ AF70-210mmF4)
おかげさまで近江八幡と長浜〜彦根のお花見ツアーは定員となりました。
4月21日(土)海津大崎お花見ツアーはあと3名
22日(日)永原〜菅浦お花見ツアーはあと7名で定員です(4月13日現在)。
ご参加を検討されている方はお早めにご連絡くださいませ。
お花見以降のツアーはこちらからどうぞ!
フジタカヌー 上田洋樹

アルミフレーム艇のメンテナンス アルミの保護と組み立てのために

本日は午後からアルピナ2-430の修理とメンテナンスをしました。
フレーム、船体布とも大きな損傷はありませんでしたが、数点の部品交換と
縦通パイプ(ガンネル・チャイン)やキールをリブフレームと接合するチャンネルの
増し締め、そしてパイプ表面のクリーニングと継芯部のオイル塗布を行いました。
今回の記事では腐食防止と、いつまでも組みやすい状態を保つための
日常の簡単な手入れ方法をご紹介します。
20120329IMGP0180.jpg
手入れ前の状態。写真のパーツはガンネルとチャインの後部です(スライドさせる部分)。
継芯の表面は乾き、真鍮のボタンは軽い緑青が出ています。
まずはアセトン(有機溶剤。ほとんどの油脂をよく溶かす特性あり)を含ませたウェスで
パイプの表面をよく拭きます。ご家庭でメンテナンスされる場合はアルコールやエタノールなどを
ご利用ください。消毒用エタノールならドラッグストアやホームセンターで500ml¥300前後で
販売されています。ちなみに霧吹きがあれば、ウェスやパーツへ直接それらを吹きかけることが
できるので便利です。霧吹きは100円ショップにもあると思いますが、おすすめはCANYON
(キャンヨン)という日本製商品です(握りが軽く、噴霧も均一、かつ拡散の調節可能)。
※汚れが少ない場合は水拭きで十分です。
20120329IMGP0185.jpg
パイプ表面をクリーニングしたのち、スプレー式の潤滑油を塗布します。
フジタカヌーではクレ5-56より防錆、防湿、潤滑性が高いマリン用の6-66を使用しています。
19mm径のパイプにはごく少量、継芯の16mm径パイプやボタンには多すぎない程度に
塗布します。ボタンがある継芯には、ボタンにオイルを直接吹きかけて
ウエスで継芯全体を軽く磨くように広げます。
20120329IMGP0187.jpg
潤滑油を塗った状態。
1枚目の写真と比べてパイプ表面やボタンの状態の違いが分かるでしょうか。
20120329IMGP0189.jpg
潤滑油を吹きかける時はこのようにパイプをずらすと、手を離しても接続されませんので
作業しやすいです。テーブルの汚れ防止には写真のようにウエスなどを敷いてください。
20120329IMGP0190.jpg
ボタン部や継芯、後部スライド部に潤滑油が塗布されていれば
アルミの保護になると同時に、組み立てが非常にスムーズになります。
これらのメンテナンスは常時する必要はないですが、長期にわたって使用しない時や
湿度が高い夏前後は定期的に手入れすると、いつまでも良好な状態を保てます。
※海での使用後はもちろんのこと、使用前にプレメンテナンスをしていただくと効果的です。
海水での使用後は毎回塩抜きしてから、上記のメンテナンスをしてください。
クリーニングはする必要がなければ省略してください。
20120329IMGP0193.jpg
今回の修理依頼では、「今後も大切に乗り続けたい」とのお手紙が同封されていました。
フジタカヌーのファルトボートが、いつまでもアウトドアでの良き道具となりますように。
フジタカヌー 上田洋樹

コメントありがとうございます。

辰年のたっちゃんさま
毎回コメントありがとうございます。いつも返事をしないですみません・・・。
お礼に先日のスクールで撮影した写真を贈ります。
IMGP0021.jpg
フセさま
何度もコメントありがとうございます。
2013年のツアー予定では、来年カヌー暦1年を迎えるお子さんの写真を
上部の帯で使わせていただきます。
早く3人で遊べる日が来るといいですね。
上田洋樹

14歳の秋 フジタカヌー笠置工場 職場体験

本日、明日と地元の中学生2名が社会学習でファルトボートの製作を体験。
会長・藤田清による工場案内の後、さっそく作業に取り組んでもらいました。
20121108IMGP0002.jpg
PE-2-470・500のリブフレームの面取り風景。
作業に入る前に、どの艇のどの部分のパーツを仕上げるのか、またその商品は
いくらするのかといった現実的な話をして、数あるメーカーの中からフジタカヌーを
選んでいただいた人のために、丁寧に仕上げるんだよと伝えました。
最初は話をしながら作業を進めていたため、仕事を終えるまでは私語は禁止で
今、手にしている部品としっかり向き合うように話したところ、2人とも真剣に作業を
進めるようになりました。とても素直な少年でした。
20121108IMGP0004.jpg
午後からの作業風景。
まずはこの日に持ち帰ってもらう、フジタカヌー特製キーホルダーの製作。
職場体験は毎年秋にあって、これまでは工作機械は使用しませんでしたが
できる範囲での経験をしてもらいたくて、今年はボール盤での作業も行いました。
20121108IMGP0005.jpg
2人ともいい目をしています。
20121108IMGP0009.jpg
2人の本日最後の作業結果。
初めての体験で、ここまで丁寧に仕上げることができました。
パーフェクトです。
ここからは私が繰り返し研磨と塗装を施して、これらの部品を仕上げます。
最後まで丁寧にファルトの製作に取り組んでくれてありがとう。
明日は縫製の体験ですが、今日の気持ちを忘れずに頑張ってください。
大人になっても、カヤックを趣味の一つにしてくださいね。
上田洋樹

パーツ物語 アルピナシリーズ テンションベルト用ガイド

ファルトボートのフレームは個々の部品の集合体です。
今回の記事ではアルミフレーム艇・アルピナシリーズのスターン側
デッキ端部に装着している、テンションベルトのガイドをご紹介します。
20120326IMGP0170.jpg
部品メーカーからの納入時はすべてのエッジが面取りされていない状態。
このままでは、怪我や船体布側の平ベルトの破断の原因となるため
手作業でエッジ(角)を落とします。
20120326IMGP0171.jpg
まずは小型のエアーサンダーを使用して荒削りします。
20120326IMGP0179.jpg
サンダーで荒削りした状態。
ここからは複数の紙やすりを使い、角がなめらかになるように仕上げます。
20120326IMGP0181.jpg
仕上がった状態。
20120326IMGP0185.jpg
最終的にはこのようにステムの一部となります。
現在の素材はジュラコン樹脂※(正式名称ポリアセタール)製ですが
初期のアルピナはアルミの削り出しでした。
お手持ちの艇の、この部品がアルミ製なら、シリアルナンバーは小さいはずです。
(船体内側右にあるシリアルナンバーは手書きかも知れません。)
※ジュラコン樹脂…寸法安定性、耐疲労性、耐油、耐薬品性に優れた
エンジニアリングプラスチックの一種。腐食がほとんど発生せず
自己潤滑性があるため、摩擦係数が小さく、耐磨耗性にも優れる。
フジタカヌー 上田洋樹

2012.3.9〜11 韓国 フィッシング エキスポ

2012.3.9〜11 韓国 キンテックスで開催された
フィッシングエキスポ(KOFISH)
でフジタカヌーが出展しました。
アルピナ450ハイブリッドとサンテン(AL310)
リヤデッキにロッドホルダーを装着
韓国でも釣りはメジャーなようでした。
日本のアウトドアメーカー・釣り具メーカーも出展していました。
201203111.jpg
201203112.jpg

ファルトボート標準装備のポンプについて

最近、ステップポンプ(ファルトボート全機種に付属)についての
お問い合わせが数件ありましたので、ホースの装着方法をご説明します。
309IMGP0001.jpg
新艇納品時にはこのような状態でザックに収納されています。
309IMGP0002.jpg
ポンプ本体青色の吹き出し口に、ホース端部の円柱部分が長いほうを差し込みます。
309IMGP0003.jpg
反対側の端部は先端がテーパー状になっています。
このままではバルブに差し込めませんので、
309IMGP0005.jpg
ホース(青)の周囲から、ねじ込むようにバルブ(水色)を入れます。
右ききの方なら、右手でバルブ、左手でホースを持つとやりやすいです。
309IMGP0007.jpg
接続された状態。手を添えなくても、互いは離れません。
ホースのテーパー部分を、はさみ等で切断すると簡単に抜き差しできますが
手を離すと簡単に離れてしまいますので、出荷時にはホース先端の内径が
バルブの外径より小さくなるように切断しています。
船体左右のエアチューブと浮力体に空気を入れる際は上記の手順で進めてください。
フジタカヌー 上田洋樹

2012横浜国際ボートショー ご来場ありがとうございました。

パシフィコ横浜にて、3月1日から4日にわたって開催された
国際ボートショーへのご来場、誠にありがとうございました。
普段、関東方面の方々と直接お話できる機会は少ないですが、今年も多くの方々に
フジタカヌーのファルトボートを知っていただくことができました。
非常に有意義な4日間だったように感じます。
2012ボートショー報告・動画(会場の様子)はこちらからどうぞ。
毎年、この横浜でのボートショーを終えると、季節は一気に春めいてきます。
冬のカヌーメーカーの仕事は、通常の出荷業務に加えて
来るべき春、カヌーシーズンに備えること。
0306IMGP0012.jpg
現在、フジタカヌー社屋入り口にあるゴンドラには、各機種が勢揃いしています。
0306IMGP0002.jpg
アルピナ1-400 オーダーカラーのペールピンク(薄く淡いピンクです)。
ユーザー、販売店の皆さまご注文受付中です!
あと1ヶ月もすれば、水辺は桜など、春の花の季節。
フジタカヌーでは春分の日からカヌースクールが始まります。
2012年のスクールツアーもよろしくお願いいたします。
フジタカヌー 上田洋樹

2012.3.1 横浜国際ボートショー開幕しました

2012.3.1 横浜国際ボートショー開幕しました
ボートショーの様子はYouTubeでもご覧いただけます。
午前11:30開会式 おなじみ “さかなくん”もテープカット
IMGP4773.JPG
なかなか関東方面に来る機会が少ないので、関東のユーザーさまなど
新しい出会い また、再会できることを楽しみにお待ちしています。
ボートショーの様子はYouTubeでもご覧いただけます。