ガイドUの小川(こがわ・和歌山県古座川支流)ソロツーリング報告 2/3

小川(こがわ・和歌山県古座川支流)の下見報告第2弾です。
巻頭のカットはツーリング途中で見かけた錦鯉。
純白の中に鮮やかなオレンジの模様があり、高貴な雰囲気がありました。
思えば、川くだりの最中で魚を見かけたのはこの1匹だけ。
清流を自在に悠々と泳ぐ姿に憧れに近いものを覚えましたが、1人だけでどこか寂しそう。
他の魚たちはどこにいるのでしょう。ツアー当日にまた会えることを願いその場を離れました。
小川は水深があっても必ず川底をはっきりと見ることができます。
このツーリングでは風景を見る時間と同じくらい川底を眺めていました。
本当にきれいです。
それでは、時間にそって小川をご紹介します。
この日も、陸上の下見をすべて終えてから、ゴールにハイエースを置いて
出艇地へとバイクを走らせました。
バイクは車では通れないルートの様子を知ることができるので便利です。
吊り橋の真ん中でひと休みして、小川上流をゆっくりと眺める。
吊り橋直下には惚れ惚れするほどの清く尊い水が流れています。
この橋を渡り、そこからは左岸沿いをさらに上流へと。
滝の拝まであと1分という地点でライダーに道を尋ねられました。
「滝の拝ってこのまま行けばいいの?」
その時、私はかなり年季の入ったジェットヘルメットをかぶり、しかも原付だったので
地元住民と思われたのでしょう。
話はどんどんそれていきますが、私はホームセンターで店員に間違えられたこともあります。
その時は店員になりきって、ご希望されている商品がある売り場までご案内しました。
今日は日中の忙しい最中、見知らぬ女性から間違い電話がかかってきました。
閑話休題。
「道なりに行けばいいですよ。」とお伝えした直後、その先には分かれ道。
ライダーは振り返りながら、左手で左右を指し、どちらかを尋ねる。
私は左手で左を合図。進路はハンドコンタクトで通じたようです。
いつも思うことですが、バイクや自転車を趣味とされている方には
ぜひともカヤックでのツーリングも経験してほしいものです。
未知なる風景を追い求め、風や季節の匂い、朝、昼、夕、夜と
刻々と移りゆく光景を全身で感じられることは共通だから。
私は原付から250、750、900と単車を乗り継ぎ、自転車は二十歳の頃に買った
キャノンデールのマウンテンバイクを今だに大切にしています。
今は単車はないのですが、この夏はカワサキW650あたりのビッグツインをレンタルして
金沢に単身赴任している親友に会いにいこうかと思案中です。
滝の拝に到着後はライダーの方と二言三言お話してから
事前に車から降ろした愛艇A-1を担いで水辺まで。
滝の拝で軽くウォーミングアップをしてからツーリングを開始しました。
ツーリング開始直後の1枚。
水がきれいなゲレンデでは水ばかり撮影してしまいます。
何度も申しますが、小川はほんとに最高です。
私の「好きな川ベスト3」に確実にランクインしました。
と、小川の魅力ばかりお伝えしていますが、そこは自然のこと
こんな感じの倒木(ストレーナー)も航程中盤に存在します。
ツーリングではこういった危険な箇所は安全に通過できるようにガイドしますので
安心してご参加ください。下見はこのようなポイントを見極めるために行っています。
それでは今日はここまで。
滝の拝でお会いしたライダーの方、一度木津川のカヌースクール
ツーリングがてら遊びにいらしてください!お待ち申し上げております!!

ビジネスフェアーin京たなべ 出展報告

2010年2月25日 同志社大学京田辺キャンパスローム記念館にて
「ビジネスフェアin京たなべ」がありました。
オープニングセレモニーの後 京田辺の企業50社あまりの展示がありました。
また、テレビなどにもよく出演されている同志社大学の浜矩子教授の特別公演もありました。
新型インフルエンザならぬ新型デフレ下のもと、最後は“人”と言う事を強調されたと思います。
フジタカヌーでは折りたたみカヌーカヤックの展示と京都 笠置 木津川カヌースクール・カヌーツアーの展示 案内をさせていただきました。
春の近づくのを感じさせるほどの暖かい一日でした。
フジタカヌーの展示の様子

ガイドUの小川(こがわ・和歌山県古座川支流)ソロツーリング報告 1/3

三重県銚子川の次は和歌山県南端に流れる古座川の支流・小川に行ってきました。
(2010年2月21日)
銚子川ツアーと同じく、下見を終えてツアー予定に変更があります。
当初は「小川&古座川ツアー」とご案内していましたが
このツアーは「小川ツアー」とさせていただきます。
なぜなら、小川があまりにも素晴らしいから!
車で川沿いの道を走行するだけで、ジーンと鳥肌が立つほどの美しさ。
川を見てここまで感動したのは久しぶりでした。
現地でツアー当日のコースをどうするか、もっとも喜んでいただけるコースとは
ということを熟慮した結果、今回は支流のみのツーリングが最良のコースと判断しました。
小川は、きっと、必ず、絶対に「来てよかった」と感じていただけるはずです。
それでは、膨大な数の写真から、まずは出艇地点の様子をご紹介します。
滝の拝(たきのはい)下流のゴルジュ。
この景観はそう見られるものではないと思います。
カヤックでここをゆくとこんな感じです。
画面中央付近が滝の拝です。
滝の拝の最も水が落ちた地点。
ツアーではここまで近づかないでくださいね。
この岩を見ると、水流の強さと勢い、水位の変動など
岩をも削るさまざまな背景を思わず想像してしまいます。
滝の拝近くにあるユニークな看板。
地図と照らし合わせて見ると楽しいと思います。
今日はここまで。
後日、2/3と3/3を公開しますね。
小川ツアーは現時点で定員まであと3名です。
定員後はキャンセル待ちとさせていただきますので、この報告をご覧になって
「行ってみたい!」と思われた方は、ぜひともこのツアーにお申し込みください。
世界遺産級の美しい川でご一緒しましょう。

ビジネスフェア in 京たなべ2010 に 出展します

2010年2月25日開催される「ビジネスin 京たなべ2010」に出展いたします。
お知らせが遅れましたことお詫びいたします。
ビジネスin 京たなべ2010
京田辺に拠点を持つ企業のPR展示会です
折りたたみカヌーカヤックのフジタカヌーでは、
アルピナ310(サンテン)とアルピナ430 他 パドル・ライフジャケットなどの展示とカヌーカヤック木津川笠置スクールツアーのPRをいたします。
お時間がある方 お越し下さい
同志社大学 京田辺キャンパス ローム記念館にて 10:00〜16:00

ガイドUの銚子川(三重県)ソロツーリング報告 2010年2月20日(土)

尾鷲市の北に位置する清流・銚子川に下見に行ってきました。
銚子川河口付近の汽水域は通称「ゆらゆら帯」が有名。
今回は銚子橋より下流をメインに、銚子川以後のコースをじっくり漕いできました。
下見を終えて、ツアー案内に訂正があります。
現在のツアー案内は「川から海へ」としていますが
この銚子川ツアーは「川から海へ、そして湖へ」です。
(湖のことは後述します。)
水上に舟を浮かべる前にまずは陸上の下見。
航程すべての上陸・駐車可能地点、トイレの有無、川・海・湖の景観などを確認してから
フジタカヌー一番の働き者トヨタ・マニュアルハイエースをゴールに置いて、バイクで出艇地へ。
カヤックツーリングの前にバイク(といっても原付ですが)でのツーリング。
気温は高く、春のように暖かなひとときでした。
下見の出艇地に着き、午後1時ツーリング開始。銚子川河口から海へ。
河口付近はいつもきれいな波があり、5分ほどサーフィンを楽しんでから
船津川を遡り、このツアーもう一つのお楽しみスポット「白石湖」へ。
白石湖は湖の水、川の水、そして海水が混じり合う、全国でもとても珍しい湖で
牡蠣の養殖や釣り筏でも有名な湖なんですよ。
水は透明度が高く、のどかな風景とあいまってリラックスした時間を過ごせます。
小高い山に囲まれた白石湖は琵琶湖北にある余呉湖と雰囲気がよく似ています。
白石湖散策のあとはさらなるお楽しみスポットから海へ。
海をしばらく漕ぐとゴールが近づきます。
ゴールにはきれいなトイレと、
なんと、シャワーが2基あります!
塩抜きができますし、思う存分冷水を浴びることもできます(寒いですけど)。
ゴールの浜付近では早くも桜が咲いていました。
ハイエースのルーフにカヤックを積み、着替えを済ませてあとは出艇地に置いたバイクの回収。
そして次なる下見ゲレンデの小川(古座川の支流)に車を走らせたのでした。
国道42号線、七里御浜付近での1枚。
一見すると何でもない写真に見えますが、
IMG_0004.JPG
驚くべき現実がそこにはありました。
川と海と湖を一日で楽しめる、とっても素敵なこのツアーは
定員までまだ若干の空きがあります。ぜひともこのツアーにいらしてください!
お申し込みお待ちいたしております!!
銚子川ツアー他「紀伊半島サーキットツーリング」のご案内はこちら。

製品について (ロッドホルダーオンデッキタイプ)

ロッドホルダー スコッティ社製(オンデッキタイプ)
ロッドホルダーオンデッキタイプ.jpg
折りたたみ式カヌーカヤックなどにDリングなどを利用してベルトで簡単に取り付けることができます。
カヌーカヤックフィッシング、ツーリングの遊びの幅を広げる事ができます。
アルピナ2-430フィッシングモデルに標準で装備されています。¥8400

製品について(アルピナ AL-1-310サンテン)

AL-1-310(サンテン)
AL-1-310EXサンテン
全長3.1m、重量11kg。フジタカヌーのファルトボート(折りたたみカヌー)のなかで
最もコンパクトで軽量なシングル艇です。
ツーリングはもちろん、写真撮影、釣りや湖面散策など
アウトドアの遊び道具として様々な使い方ができます!
全長 3100mm 全幅750mm 重さ11Kg  収納サイズ(ザック)75Cm×45Cm×40Cm
STD仕様 ボトムホワイトのみ ¥157,500 
EX 仕様  ボトムチャコールグレイのみ¥178,500(テクノーラリップストップ)

設計製造について(ゴンドラ)

こんにちは。縫製スタッフの前田です。
先日もお知らせしましたが、3月4〜7日に行われる
横浜国際ボートショー2010にむけて、準備が着々と進んでいます。
写真は、工場に入った正面すぐにあるゴンドラです。
以前は、出来上がった製品の最終チェックを行っていましたが、
ハイシーズンには出荷待ちの艇であふれかえっていました。
そこで、藤田清会長が設計し、鉄工所に依頼。
16隻が搭載できる立体的なゴンドラが出来上がりました。
このゴンドラは約3時間かかって、ゆっくりと一回転するように設定されています。
エアーチューブの空気漏れ等のチェックをする為に、最低3時間は必要なためです。
ここで抜き取り検査ではなく、一艇ずつ丁寧に確認を行います。
そして、折りたたみカヌーの備品を揃えたのち、梱包。
世界中のユーザーの方へと送られます。
出荷待ち艇
ファルト用ゴンドラ

設計 製造について(NCルーター)

フジタカヌーの折りたたみ式カヌーカヤックの製造は、CADを使ってデザインされています。
ここでは、そのメインとなる機械(NCルーター)をご紹介します。
NCルーター
NCルーターは、単純に言えば、CADで作成した図面データーをXYZの座標データーとしてプログラミングして動かします。
主として、北欧産のホワイトバーチを使ってできている完全耐水フェノール合板(マリン合板)・ポリプロピレン板・アルミ・塩ビ管・グラスファイバーパイプなどの加工に使っています。 
いわば フジタカヌーの折りたたみ式カヌーカヤックの心臓部というわけです。
加工の様子
生産終了となった古い機種でもデーターはありますので、パーツ在庫がなくなっても
作ることができます。
パーツ供給・メンテナンスなどの際、ご相談下さい。

横浜国際ボートショーでの展示用アルピナ2-460を製作中 

暖かな日差しに誘われ、梅の花も咲き出した今日この頃。如何お過ごしでしょうか。
縫製と修理を担当しております、スタッフの前田と申します。
社内では、3月4日〜7日に開催される横浜国際ボートショーに向けて、展示用の艇を製作中です。
フジタカヌーで販売している折りたたみカヌーは、標準のデッキカラー5色のほかに、別途、オプションにて、
約29色の中からお好きな色をお選びいただく事ができます。
今回、実際にカラーをご覧いただけるよう、アルピナ2−460のデッキ全体を特別に製作した艇を展示いたします。
春らしい、優しい色を中心に選んでみました。
他にはない、自分だけのオリジナル艇の参考にしていただければ幸いです。
ボートショーの期間中、スタッフ一同、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
カラーサンプルモデル
オーダーカラー艇