ガイドUの小川(こがわ・和歌山県古座川支流)ソロツーリング報告 3/3 完結編

古座川の支流・小川周辺の地図をじっくりと眺める。
真砂 相瀬 美里 潤野 月野瀬 冷氷山
どれも美しい古座川流域を表している素敵な地名だ。
なかでも、ひときわ印象的な地名は一雨(いちぶり)。
古座川を眼下に、雨降る光景が光の加減や反射で荘厳な景色となるのか
または、一雨一度に由来するのか。
地図を眺めているだけで多くのことを想像してしまいます。
さて、そんな水にまつわる叙情的な地に流れる小川の下見ツーリング報告も今回で完結です。
完結編はツーリング中盤から着艇までの様子をお届けします。
2枚目の写真は川面に舞い降りた何かの胞子です。
この胞子は赤ちゃんの握りこぶしほどの大きさ。胞子にしては巨大です。
タンポポの胞子の10倍くらいの大きさでしょうか。
水面に浮かぶものがない小川で、アメンボのように水を弾いてゆらゆらと流れていました。
「柿太郎の廻り」をゆく。
この時期にカヤックでツーリングしている人はなく、初めから終わりまで川は貸切状態。
水面は風に揺られることもなく、さざ波一つない静寂の面影。
小川ツアーにお申し込みの方で、こんな光景を見てみたい方は私の次の2番目でくだってください。
(前に人がいるとパドルと艇の軌跡で水面が揺れてこの景色は見られないのです...。)
ツーリング後半の風景。右岸にあるこの木を通過すると、
吊り橋があります。
この吊り橋をくぐればゴールです。
愛艇A-1と西に沈みゆく太陽光の反射。
着艇してからは、いつものように川の水で顔を洗い、髪を濡らし
そのまましばらく、あまりにも感動的だったツーリングの余韻にひたっていました。
2010年2月21日(日) ソロツーリングの自由を満喫した一日でした。
自然豊かな小川に感謝!
★ 小川ツアーへお申し込みの方々へお知らせとお願い ★
小川ツアーへのお申し込みありがとうございます。
おかげさまで同ツアーは本日をもちまして定員となりました。
ツアーまであと1ヶ月以上ありますが、今の時点でお知らせしたいことがあります。
この日のツーリングは14時出艇の17時着艇でちょうど3時間(休憩は15分ほど)。
ソロツーリングでこれだけの時間がかかりましたので、ツアー当日は昼食休憩等を含めると
着艇まで4時間半前後の時間を要すると思います。
9時30分の集合後はその後の予定をまず説明させていただきますので
出艇準備は手短にお願いいたします。
このツーリングでは「柿太郎の廻り」という川沿いの道路がない区間をくだります。
緊急の事態の場合はこの区間をくだりきって医療機関等への搬送となります。
(ツアー当日は搬送用に1人のスタッフがタンデム艇を使用する予定です。)
持病や発作のある方は事前に必ずご連絡いただきますようお願いいたします。
そして、ツアー当日は万全の体調でご参加くださいませ。
緊張を強いる文面かも知れませんが、川の増水がなければ
小川ツアーで予定しているコースはいたっておだやかなゲレンデです。
あと、ツーリングでは何度もライニングダウン(浅瀬を歩きます)すると思います。
靴はサンダル不可。できましたら怪我がないように、くるぶしまで隠れるタイプの靴を着用ください。
(靴下も履いてくださいね。)
以上、よろしくお願いいたします。
その他のツーリングコースに関することツアー当日お伝えしますね。
それでは、ツアー当日に皆さんにお会いできることを楽しみにしています!
あと3時間後にはパシフィコ横浜で開催されるジャパンボートショー2010に出展のため
京都の笠置を出発します。多くの方々のご来場お待ちいたしております!

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