平成20年8月21日更新
2008ツアー予定
2008.7.26-27
山陰海岸民宿泊ツアー
(兵庫)
フジタカヌーでは定番の山陰海岸ツアー。
今年はツアー形式を民宿泊として、コースは2日間で田井浜から香住と
山陰海岸で最も見所がある区間に絞り込みました。
計画では2日間とも洞窟と洞門を巡り、休憩時には素潜りやシュノーケリングを楽しむ予定でしたが
今回はとっておきのアクシデントが待ち構えていました。
結果的には予定していたプランにもう一つのイベントが追加されて思い出深いツアーとなりました。
夏の海で過ごした2日間の模様、どうぞご覧くださいませ。
土曜日のツーリング、洞窟内でのカット。
写真はモノクロ調ですが、実際の海は澄んだコバルトブルーです。
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ツアードキュメント
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7/26 土曜日
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ツアー初日のゴールは余部鉄橋。
土曜日の早朝に現地に到着してから下見を兼ねてドライブした時の1枚です。
時刻は5時半。空には月が淡くたたずんでいました。
出艇地の田井浜に4mのツーリング艇4つ。
ここの浜は半円形の入り江で、遠くには日本海の水平線が走っています。
早朝は心地よい風が吹いていて気持ちよく仮眠をとることができました。
(日が昇ると陰を求めて移動を繰り返しましたが…。)
空は夏の色。
参加者が揃って13時半に田井浜を出艇。
ツーリング前半は小さな洞窟でも出来る限り巡って行きました。
洞窟内は暗くて無数のコウモリが棲息していますが
上部に空間がある洞窟では写真のように光が眩しいほどに射し込んでいます。
洞窟内での1枚。
海はご覧のような青さ。
インディアンロックです。
髪がちょこっと見えています。
ファルトボートで山陰の海をゆく。
休憩時には素潜りやシュノーケリング。
水中では珊瑚のような美しい色をした海草(?)が小さく揺れていました。
西日を受けながらのツ-リング後半。土曜日の海上は終始凪いでいました。
ゆっくりとこの日のゴールの餘部に向いました。
但馬御火浦(たじまみほのうら)、伊笹岬の西側にある釣鐘洞門。
その名の通り釣鐘の形を成す洞門です。実際に見る洞門はかなりの高さで世界最大級だそうです。
洞窟…崖や岩にできた深い穴。ほら穴。
洞門…ほら穴の入り口
ツーリングを終えて、この日は余部鉄橋から400mほどの所にある民宿で宿泊しました。
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7/27 日曜日
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ツアー2日目は曇天で海はおだやか。
今にしてみれば、この時がまさに「嵐の前の静けさ」だったのかも知れません…。
出艇前に鉄橋のポーズで記念撮影。
その嵐はまもなく訪れます。
コースの中間地点で艇を浜に上げ、この日も泳ぎを楽しんでいました。
こんなおだやかな海が、この写真を撮影した6分後には
そりゃあもーどえらいことに。
雨、風、波とすべてが強く大きくなりました。
今回のツアーでは最も印象に残る天候の急変。海の怖さをあらためて実感しました。
浜にはアーチ状の巨大な岩があり、風雨が収まるまで自然の屋根の下で待機。
1時間ほどすると雨が上がり、風は弱く波も幾分小さくなったので再出艇することができました。
うねりの大きさが伝わるでしょうか。
ゴールの香住が近づくにつれて波は落ち着いてきました。
香住の浜が見える頃には先ほどの嵐がなかったかのような青空が広がりました。
雅楽で使われる言葉に序破急というのがありますが
今回の山陰海岸ツアーは序急破な時の運びでした。
カヤックツーリングは自然相手の真剣遊戯。
序序序の時もあるでしょうし、序破破の時もあるでしょう。
急急急の時はツアー中止ですが、これからも大自然の奥深さを楽しみましょう!
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